今回は温暖化に対するアメリカの対応などについてご紹介したいと思います。
現在アメリカは、中国に続いてCO2排出国としては第2位で、中国が台頭してくるまでの間(おととしくらい)までは、ダントツの1位を記録していました。
しかし、皆さんもご存知の通り、京都議定書決議案の参加国にアメリカは入っていません。
アメリカは、京都議定書の内容について不服を感じて、辞退したのです。
ちなみに、中国やインドも京都議定書には参加していないため、世界で最も多くCO2を排出している国々は実は議定書に参加していないのです。
このために、京都議定書は参加国が議定書の内容通りに削減目標を実施しても、根本的な解決にはならないと考えられている、一面も存在しているようです。
それはさておき、アメリカはなぜこの京都議定書に参加していないのか?
これには様々な説が存在していますが、私は次の説を信じています。
その説とは、アメリカはCO2を温暖化の原因として認めたくないと言う思惑があるようです。
アメリカは、産業革命以降、ヨーロッパ諸国の技術を貪欲なまでに取り入れ、実践することによって、現在のような発展を遂げてきており、その過程において非常に多くのCO2排出や、その他の環境問題の一因を作ってきています。
それと同時に、アメリカはその産業発展を背景に、世界のリーダーとして覇権を握り続けてきました。
つまり、アメリカの世界における覇権や地位といったものは、CO2の排出と共に作り上げられてきたと言ってもいい程でしょう。
しかし、京都議定書では温暖化の原因はCO2にあり、様々な環境問題や異常気象はその温暖化が原因になっていると言うことを認める内容になっています。
もし、アメリカが京都議定書に参加し、それを認めてしまった場合、アメリカは自分達が信じて行なってきたことが、これからの未来では悪となることを認めているのと同じこととなってしまうのです。
そして、これからの未来では温暖化は絶対に止めるべき対象であり、悪の権化となり、環境問題を解決できる国が世界のニューリーダーとなりえることは明らかなのです。
しかし、今も多くのCO2を排出し続け、過去にも多くのCO2を排出し続けたアメリカでは、CO2の削減を行なうことは非常に困難なことであるし、過去に排出し続けていた事実がある限り、他国よりも優位に立つことは困難であるのです。
そうなった場合、アメリカはこれまでの覇権を維持することは難しくなってしまうでしょう。
そうした時に、自分達の利権を守り、これからもリーダーであり続けるためには、CO2を悪とせず、それに代わる悪を作り出す必要が生じるのです。
そのために、アメリカは京都議定書に参加することを拒み、新たな温暖化の原因を探り続けているのではないだろうか、と言うものです。
しかし、アメリカが真にリーダーであり続けるためには、過去の過ちを認め、今ある事実を誠実に改善することが大切になってくると私は思います。
少なくとも、アメリカが世界に及ぼす影響は多大であることはゆるぎないことですし、アメリカは誠実な対応を取ることができれば、良くも悪くも世界のリーダーであり続けることができると私は思います。
ですから、私はアメリカのとった行動は、思惑には反するのではないかと思っています。
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